コンチネンタルは売却を検討
ホームページホームページ > ブログ > コンチネンタルは売却を検討

コンチネンタルは売却を検討

Jul 01, 2023

ドイツのタイヤメーカー、コンチネンタルの名前が、2016年9月22日にハノーバーで開催されたIAAトラックショーのホイールに描かれている。ロイター/ファビアン・ビマー/ファイル写真、ライセンス権を取得

[ベルリン、8月21日 ロイター] - ドイツの自動車部品サプライヤー、コンチネンタル(CONG.DE)は、現在コンティテック内にまとめられている自動車部門の売却を検討しているとマネージャー誌が月曜日に同社関係者の話として報じた。

同誌は情報筋の話として、売却の可能性は監査役会会長のヴォルフガング・ライツル氏と最高経営責任者(CEO)のニコライ・セッツァー氏を中心とする執行役員会が計画している広範な会社再編の一環となると付け加えた。

コンチネンタルは、時価総額が2018年の500億ユーロから130億ユーロ(141億7000万ドル)に減少する中、近年、組織再編と収益性向上に向けて一連の措置を講じてきた。

同社は2月、コンティテックを6部門から欧州、南北アメリカ、アジア太平洋地域のそれぞれ1部門に再編する一方、自動車事業をエレクトロモビリティに向けた別個の部門にまとめると発表した。

マネージャーマガジンによると、ベルトとシーリングシステムに特化し、売上高20億ユーロを超えるこの部門は、2年以内に事業から分離される予定だという。 同誌は、売却、さらなる分割、または別の会社との合併の可能性があると報じた。

同社は、タイヤ事業が自動車事業への資金提供を続ければ労働力の亀裂が生じる恐れがあると警告した匿名のトップマネージャーの言葉を引用し、収益性の高いタイヤ事業とコンティテックの非自動車部門は将来の中核として維持されると述べた。

コンチネンタルは報道についてコメントを控えた。

同社は5月、コンティテックの影響力と効率性を高める目的で再編すると発表したが、詳細は明らかにしなかった。

(1ドル = 0.9175ユーロ)

レポート:Victoria Waldersee、執筆:Miranda Murray、編集:Rachel More、Kirsten Donovan

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。