ファイザー、ノースカロライナ工場の医薬品在庫管理にさらなる措置を講じる

［ロイター］ - ファイザーは木曜日、先月竜巻に見舞われたノースカロライナ州の施設での在庫管理の一環として、緊急注文プロセスを通じてのみ一部の製品を提供し始めると発表した。

この製薬会社は、医療上の必要性が高い9製品の12のユニークまたは特定のプレゼンテーションのリストを発表した際に、十分な警戒から追加の措置を講じていると述べた。

同社のロッキーマウント工場は、無菌注射薬の世界最大規模の工場の 1 つです。 同社の製品には、病院で使用される麻酔薬、鎮痛剤、抗感染症薬が含まれます。

同社のウェブサイトによると、米国の病院で使用されているファイザーの無菌注射剤のほぼ25％がここで生産されているという。

ファイザーのリストにはブドウ糖、塩化ナトリウム、心不全治療薬ドブタミンの注射剤が含まれており、これらは追って通知があるまで同社またはその代理店からの直接発送でのみ注文できる。

現場を襲った竜巻により倉庫は完全に破壊されたが、そこにある生産施設には大きな被害はなかったとファイザーは先に発表していた。

今週初め、最高経営責任者（CEO）のアルバート・ブーラ氏は、同社は工場を稼働状態に戻すのにどれくらいの時間がかかるかをまだ評価中であると述べた。

ファイザーはまた、病院は緊急注文を出す前に卸売業者や販売業者にこれらの製品の入手可能性を確認し、適切な代替治療薬を探すべきだと述べた。

同社は、リストに含まれていない工場で製造され、現在流通チェーンで入手可能な他のすべての製品については、顧客は引き続き注文を受け取ると述べた。

（バンガロールにてスリパルナ・ロイとバンヴィ・サティジャによる報告；プージャ・デサイによる編集）